自分では自覚がなくともストレスは着実にたまっていきます。休日にしっかりと休み、リラックスしているはずなのにちょっとしたことでイライラしてしまう、気付くとため息をついているなどの経験はありませんか。
ストレスを感じると自分なりに対処をしようと考える方は多いと思います。しかし、それでも解消できないストレスはやがて蓄積し、体調管理がうまくいかなくなる原因へと変わっていきます。このような状態になった場合、自分のストレスの原因がよくわからなくなり、うまく解消できなくなってしまします。それはやがて、自分ひとりの力では解決できないやっかいな問題となり、更にストレスをためやすくなるといった悪循環になってしまいます。ストレスは放っておくと肉体的な病気に繋がったり、立ち直ることが難しいうつ病を招いてしまったりします。生きていれば誰もが抱えるストレス。しかし、あって当たり前だと思って甘くみていると後々大惨事になりかねません。

どんな仕事でもストレスはつきものです。では、看護師として働く上ではどのような事をストレスとして感じているのでしょうか。
まず、仕事に関する緊張感からのストレスです。看護師の仕事は命に関わる仕事です。その為、業務内容のひとつひとつが患者さんに直結しており、緊張感を持って患者さんに接していかなければなりません。そのプレッシャーが知らない間にストレスとなっている事が珍しくないのです。また、看護師の仕事はチーム医療であるがゆえ、同職種との連携はもちろん、他職種との連携も必要とされます。その際、他職種から仕事に対しての理解が少なかったり、口論となる事もあるでしょう。そういった事もストレスの原因となります。他にも労働環境や患者さんと接するストレスなども挙げられます。
これらが看護師が感じている代表的なストレスなのですが、これを看護師の生活に置き換えてみると分かりやすいかと思います。まず、やる事が多すぎて休みの日まで仕事の事を考えてしまい、自分的にはリラックスしているつもりでも頭が休んでいないという事はよくある事です。また、仕事量が多く帰りたくても帰れず、プライベートの時間が減るという事もあるでしょう。こうしてストレスの内容を細かく見ていくと自分がどんな事を感じてストレスを感じているのかわかってくるのではないでしょうか。
また、看護師の能力として求められるのが相手への気遣いです。これは患者さんに限定される事ではなく、その家族はもちろん、一緒に働くスタッフと円滑に仕事を進める為に必要不可欠な能力です。しかし、この能力が求められるがゆえに他の人の仕事や苦労などが見えてしまい、周囲への気遣いで損をしている看護師の方も多いようです。
看護師の仕事を続けていくにはストレスとどう上手に付き合っていくかが大きなポイントといえるでしょう。

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